【テンプレあり】英語READMEの書き方|OSS・社内開発で使える日英フォーマット付き

※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。

技術英語の実践術

英語でREADMEを書くよう求められたとき、何をどの順番で書けばいいか迷った経験はないだろうか。

READMEはプロジェクトの「顔」となるドキュメントだ。GitHubでは世界中の開発者が最初に読む文書になるため英語が基本だが、7つのセクション構成さえ押さえれば英語でも問題なく書ける。

この記事では、READMEに必要な7つの構成要素と、そのまま使える日英テンプレートを紹介する。コピペして使えばすぐにプロジェクトで活用できる。


READMEに必要な7つの構成要素

READMEはプロジェクトの概要・使い方・参加方法を伝えるドキュメントだ。以下の7つが標準的な構成要素になる。

  1. プロジェクト概要(Overview)
  2. 主な機能(Features)
  3. 動作要件(Requirements)
  4. インストール手順(Installation)
  5. 使い方(Usage)
  6. コントリビューション(Contributing)
  7. ライセンス・連絡先(License & Contact)

なぜ英語で書くのか

GitHubの公開リポジトリは世界中の開発者が読む。英語で書くことで、海外のコントリビューター・採用担当者・OSSユーザーにプロジェクトの価値が伝わる。

「初見の人が5分で動かせる」ことが、READMEの最大の目的だ。

READMEと技術仕様書の違い

READMEは「プロジェクトに初めて触れる人」向けの入口ドキュメントだ。一方、技術仕様書は「実装の詳細を知りたい人」向けの内部ドキュメントになる。READMEには概要と使い方だけを書き、詳細設計はdocsフォルダや別文書へリンクで誘導するのが標準的だ。

技術文書の書き方はエンジニアの英語テクニカルライティング術でも確認してほしい。


テンプレートをダウンロード(Word)

以下のWordファイルをダウンロードして、プロジェクトに合わせてカスタマイズして使ってほしい。表の列・行はそのまま追加・削除できる。

📥 日本語テンプレートをダウンロード(Word)
📥 Download English Template (Word)

日本語版テンプレート(コピペOK)

プロジェクト概要

項目内容
プロジェクト名(例:TaskFlow)
一言説明(例:チーム向けの軽量タスク管理CLIツール)
解決する課題(例:小規模チームがJiraほど重くないタスク管理を必要としている)
主な対象ユーザー(例:5〜20名規模の開発チーム)
デモ・スクリーンショット(GIFまたは画像へのリンク)

主な機能

#機能説明
1(例:タスクのCRUD操作)(例:コマンド1つでタスクの作成・更新・削除ができる)
2(例:Slack連携)(例:タスクの期限が近づくとSlackに通知する)
3(例:Markdownエクスポート)(例:週次レポートをMarkdown形式で出力できる)

動作要件

項目要件
ランタイム(例:Node.js 20以上)
OS(例:macOS / Linux / Windows(WSL2))
依存サービス(例:PostgreSQL 15以上)
その他(例:Slack連携にはAPIトークンが必要)

インストール手順

# リポジトリをクローン
git clone https://github.com/your-org/taskflow.git
cd taskflow

# 依存パッケージをインストール
npm install

# 環境変数を設定
cp .env.example .env

# 起動
npm start

使い方

# タスクを作成
taskflow add "APIのバグ修正" --due 2026-06-20

# タスク一覧を表示
taskflow list

# タスクを完了にする
taskflow done 42

コントリビューション

項目内容
Issue報告バグ報告・機能要望はIssueテンプレートに従って起票する
ブランチ運用main から feature/xxx ブランチを切って作業する
PRPRテンプレートに変更概要・テスト結果を記載する。1PR1機能を原則とする
コーディング規約CONTRIBUTING.md のスタイルガイドに従う
テストnpm test が全件パスすることを確認してからPRを出す

ライセンス・連絡先

項目内容
ライセンス(例:MIT License。詳細は LICENSE を参照)
メンテナー(例:@your-handle)
質問・相談(例:GitHub Discussions または dev@example.com

英語版テンプレート(コピペOK)

Overview

ItemDetails
Project Name(e.g., TaskFlow)
One-liner(e.g., A lightweight task management CLI for teams.)
Problem It Solves(e.g., Small teams need task management without the overhead of Jira.)
Target Users(e.g., Development teams of 5–20 members.)
Demo / Screenshot(Link to GIF or image)

Features

#FeatureDescription
1(e.g., Task CRUD operations)(e.g., Create, update, and delete tasks with a single command.)
2(e.g., Slack integration)(e.g., Sends Slack notifications when task deadlines approach.)
3(e.g., Markdown export)(e.g., Exports weekly reports in Markdown format.)

Requirements

ItemRequirement
Runtime(e.g., Node.js 20 or later)
OS(e.g., macOS / Linux / Windows (WSL2))
Dependencies(e.g., PostgreSQL 15 or later)
Others(e.g., A Slack API token is required for integration.)

Installation

# Clone the repository
git clone https://github.com/your-org/taskflow.git
cd taskflow

# Install dependencies
npm install

# Set up environment variables
cp .env.example .env

# Start the app
npm start

Usage

# Create a task
taskflow add "Fix API bug" --due 2026-06-20

# List all tasks
taskflow list

# Mark a task as done
taskflow done 42

Contributing

ItemDetails
IssuesReport bugs and feature requests using the issue templates.
BranchingCreate a feature/xxx branch from main.
Pull RequestsFill in the PR template with a summary and test results. One feature per PR.
Coding StandardsFollow the style guide in CONTRIBUTING.md.
TestingMake sure npm test passes before submitting a PR.

License & Contact

ItemDetails
License(e.g., MIT License. See LICENSE for details.)
Maintainer(e.g., @your-handle)
Questions(e.g., GitHub Discussions or dev@example.com)

各セクションの書き方と例文

テンプレートを埋めるときに悩みやすいセクションを解説する。

一言説明(One-liner)の書き方

READMEの冒頭1行でプロジェクトの価値が伝わるかが勝負だ。「何を・誰のために・どう解決するか」を1文に凝縮する。

日本語英語
チーム向けの軽量タスク管理ツールA lightweight task management tool for teams.
設定不要で動くMarkdownリンターA zero-config Markdown linter.
ログを構造化して検索可能にするライブラリA library that structures logs and makes them searchable.
Reactのフォーム実装を簡単にするフック集A collection of hooks that simplify form handling in React.

インストール手順の書き方

手順は「コピペすれば動く」状態にする。前提条件の漏れが最も多い失敗パターンなので、Requirementsを必ず先に書く。

日本語英語
以下のコマンドでインストールしますInstall with the following command:
事前に〇〇が必要ですYou need [tool] installed beforehand.
環境変数を設定してくださいSet up your environment variables.
詳細は〇〇を参照してくださいSee [link] for details.
問題が発生した場合はIssueを起票してくださいIf you run into issues, please open an issue.

GitHubでのやり取りに使うフレーズはGitHubコメントで使える英語フレーズ30選でも確認してほしい。


READMEでよく使う英語表現

実務でよく使う英語表現を場面別にまとめた。

README定番セクション用語

日本語英語
はじめに・概要Overview / Introduction
主な機能Features
動作要件Requirements / Prerequisites
インストールInstallation / Getting Started
使い方Usage
設定Configuration
よくある質問FAQ
既知の問題Known Issues
変更履歴Changelog
謝辞Acknowledgements

コントリビューター向けフレーズ

日本語英語
コントリビューションを歓迎しますContributions are welcome!
まずIssueを起票して相談してくださいPlease open an issue first to discuss your idea.
PRを出す前にテストを実行してくださいRun the tests before submitting a PR.
行動規範に従ってくださいPlease follow our Code of Conduct.
初心者向けのIssueはこちらですCheck out the issues labeled “good first issue”.

PRの書き方は英語プルリクエストの書き方でも確認してほしい。


リポジトリに置くCHANGELOGのテンプレートは、英語CHANGELOGの書き方にまとめているので参考にしてほしい。

まとめ:英語READMEは7つのセクションで完成する

英語READMEに必要な構成要素を整理した。

  • 概要で「何を・誰のために・どう解決するか」を冒頭1行で伝える
  • 動作要件→インストール→使い方の順で「コピペすれば動く」状態にする
  • コントリビューションで「Issue・ブランチ・PRのルール」を明示する
  • 詳細設計はREADMEに書かず、docsや別文書へのリンクで誘導する

テンプレートをコピーして、プロジェクトの内容に合わせてセクションを追加・削除してほしい。特に一言説明とインストール手順の2点を磨くことで、プロジェクトの第一印象が格段に良くなる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました